<あらすじ>
インドのある町に貧しい二人の娘と年老いた母が住んでいた。ある日、美しい妹クムダが、自身の持つ不思議な力で花が咲く木に姿を変え、姉がその花輪を売ってお金を得ることを思いつく。
ある日、クムダが“花咲く木”に変わるのを、王子が見ていて妻にしたいと見初める。まもなく王子とクムダは結婚し、王子は目の前でクムダが花の木に変身するところを見て喜ぶが、二人の生活は愛のないものであった。ある日、王子の姉はクムダの美しさに嫉妬し、クムダを王宮裏で木に変身させ、枝を折って置き去りにしてしまう。人の姿に戻れず苦しむクムダと妻を失い、悲しみにくれる王子。長い時が過ぎたある日、クムダの歌声を聞いた王子は妻を見つけて救い出し、人の姿に戻す。王子はそれまでの自分を改め、二人はその後、愛に満ちた幸せな生活をおくった。