大友直人 / Naoto Otomo

大友直人常任指揮者

2004年〜 東京交響楽団 常任指揮者
2008年〜 京都市交響楽団 桂冠指揮者
2004年〜 東京文化会館 音楽監督
2001年〜 琉球交響楽団 ミュージックアドバイザー

1958年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘各氏に師事。タングルウッド音楽祭において、A.プレヴィン、L.バーンスタイン、I.マルケヴィッチからも指導を受ける。桐朋学園大学在学中からNHK交響楽団の指揮研究員となり、22歳で同楽団推薦によりNHK交響楽団を指揮してデビュー。ほぼ同時期に東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団等に次々に客演。以来今日まで在京オーケストラをはじめ各地のオーケストラの定期演奏会に出演している。

日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者、東京交響楽団正指揮者、京都市交響楽団首席指揮者および常任指揮者兼アーティスティック・アドヴァイザーを経て、現在、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、東京文化会館音楽監督を兼任している。

この間1986年大阪フィルハーモニー交響楽団とのヨーロッパツアー、1992年東京交響楽団との東南アジアツアー、1994年ポルトガル公演、1996年ヨーロッパツアー、2001年ヨーロッパツアーなどでも絶賛を博している。また1988年、日生劇場における「魔弾の射手」でのオペラデビュー以来、「オルフェオとエウリディーチェ」「リゴレット」「魔笛」「忠臣蔵」「Jr.バタフライ」などを指揮し、高く評価されている。第8回渡邊暁雄音楽基金音楽賞(2000年)、第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2008年)を受賞。近年では、東京交響楽団定期演奏会での黛敏郎「古事記」、エルガー「神の国」、「使徒たち」、「ゲロンティアスの夢」などが大きな話題を呼び、高く評価された。京都市交響楽団とも地に足のついた活動を行い、これまでに2度にわたる東京公演を行い、好評を博している。

2006年は、2月に新国立劇場でのオペラ「愛怨」(作曲:三木稔、台本:瀬戸内寂聴)を東京交響楽団と共演で指揮、6月に東京交響楽団と京都市交響楽団の合同演奏で、東京・京都の両都市でシェーンベルク:「グレの歌」を指揮し、注目を集めた。また、2006年7月イタリアで開かれたプッチーニ音楽祭にて三枝成彰作曲オペラ「Jr.バタフライ」を指揮し、大いに注目を集めた。

また2004年以降、東京文化会館の音楽監督として、クラシックと他のジャンルとのコラボレーションによる新たな音楽シーンを発信、クラシック専用ホールである東京文化会館にてポピュラー・コンサートをプロデュース、既成のジャンルや表現形式に捉われない新しい形の舞台芸術をプロデュースするなど、音楽プロデューサーとしても新しい音楽シーンを牽引している。

これまでにコロラド交響楽団、インディアナポリス交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団などへの客演も行い、欧米での活躍にも大きな期待が寄せられている。また、2001年7月には、フィルハーモニア管弦楽団の日本ツアーでも同オーケストラを指揮し、絶賛を博した。

近年では教育的活動にも力を注ぎ、「こども定期演奏会(東京交響楽団)」や「東京音楽コンクール(東京文化会館主催)」などを行うほか、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン」を盟友である指揮者アラン・ギルバートと毎年開催するなど、活発な活動を行っている。

これまでに数多くのソリストと共演しているが、その中にはヴァイオリンのG.シャハム、A.デュメイ、F.P.ツィンマーマン、J.ベル、J-J.カントロフ、S.ミンツ、ヴィオラのG.コセ、Y.バシュメット、チェロのM.ブルネロ、D.ゲリンガス、ピアノのR.ルプー、A.ワッツ、B.L.ゲルバー、I.モラヴェッツ、J.-Y.ティボーデ、C.カツァリス、J.-F.コラール、C.オルティーズ、H.グリモーらが含まれ、ホセ・カレーラスのサポートでも絶賛を博した。そして常に多くのアーティストから再共演を要請されている。

レパートリーは幅広く古典から現代音楽に及ぶが、20歳の時の初レコーディング以来数多くのCDがリリースされている。

 

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