オーケストラ


東京交響楽団

東京交響楽団

 

 

2004年9月、東京交響楽団は音楽監督ユベール・スダーンの時代を幕開け、以来毎年シーズンテーマを据えた定期演奏会活動は、常に音楽関係者から熱い視線を注がれている。

 

2008年度定期演奏会でのシューベルト・ツィクルスに対して、「第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞/コンサート・パフォーマンス部門」を受賞。続いて2009年10月リリースの「ブルックナー:交響曲第7番」が、同賞「クラシック部門録音・録画作品賞」と「オーディオ部門録音・録画賞(録音:N&F)」の2部門を受賞し、2年連続の受賞に各界から一気に注目を集めた。音楽雑誌でのオーケストラランキングにおいても日本のオーケストラで最高位に位置づけられている。2010年7月にはスダーンとの初の海外公演となった「中国・大連夏季国際芸術祭」に招聘され、日本のオーケストラとして初めて大連で公演を行い、大成功を収めた。

 

2010年秋は「名曲全集(キングレコード)」、「シューマン交響曲全集(N&F)」の二つのCDをリリース。シューマンCDは2009年度定期演奏会のライブ録音で、日本のオーケストラによる初の “マーラー版” での全集録音とあって、すでに楽壇で話題となっている。

 

神奈川県川崎市のフランチャイズ・オーケストラとしても5年が過ぎ、ホームコンサートホールであるミューザ川崎シンフォニーホールでの川崎定期演奏会、名曲全集、音楽鑑賞教室、市民コンサート、市内各地の施設への巡回公演などにも力を注いでいる。新潟市とは準フランチャイズ契約を結び、1999年から定期演奏会や特別演奏会、5年生コンサートを開催し、好評を博している。

 

 

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1946年に創立した東京交響楽団は、その歴代の指揮者に往年の名指揮者アルヴィド・ヤンソンス、近衛秀麿、上田仁などを連ねる。現在は音楽監督にユベール・スダーン、桂冠指揮者に秋山和慶、常任指揮者に大友直人、正指揮者に飯森範親、首席客演指揮者にサンフランシスコ歌劇場音楽監督のニコラ・ルイゾッティという指揮者陣を擁している。

 

主催する演奏会シリーズに、サントリー定期演奏会、川崎定期演奏会、東京芸術劇場シリーズ、東京オペラシティシリーズがあるほか、新国立劇場のレギュラーオーケストラとして、毎年オペラ・バレエ公演にを数多く出演している。また文化庁より指定された公演が「文化芸術振興費補助金」の支援を受けている。

 

現代音楽、オペラ作品を数多く初演していることでも定評があり、最近の主な作品にはH.ラッヘンマンの歌劇「マッチ売りの少女」(2000年、日本初演、演奏会形式)、黛敏郎の歌劇「古事記」(2001年、日本初演、演奏会形式)、J.アダムズ「エル・ニーニョ」(2003年、日本初演)、同「フラワリングツリー*花咲く木」(2008年、日本初演、セミ・ステージ形式)、ヘンツェのオペラ「ルプパ」(2007年、日本初演、演奏会形式)、またヤナーチェク・オペラシリーズなど、毎年楽壇に旋風を起こしている。これらの活動により、文部大臣賞、音楽之友社賞、京都音楽賞大賞、毎日芸術賞、文化庁芸術作品賞、モービル音楽賞、サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞特別賞など、日本の主要な音楽賞のほとんどを受賞している。

 

子どものための演奏会にもいち早く新しい試みをしており、中でも「0歳からのオーケストラ」(2007年〜)は、2010年「ひまわり褒章2010・団体部門賞」を受賞。次世代への音楽文化の伝承に多大に寄与している、と高く評価された。そのほかサントリーホールとの共催「こども定期演奏会」(2001年〜)は“日本で初めての子どもための定期演奏会”という、その斬新な発想に、音楽界のみならず多方面から注目されている。

 

録音活動においては、近年では自主レーベル、TOKYO SYMPHONYレーベルを立ち上げ、ベートーヴェン「第九」、ブルックナー「交響曲第8番」、モーツァルト「交響曲第29番、39番ほか」をリリース。またN&Fレーベル、EXTONレーベルからもリリースしている。

 

 

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